こんにちは。王鈴です。
今回は新しいインカムを購入したのでそのレビューです!
買ったのは「デイトナ(DAYTONA)DT-01」
国産インカムなのにお手頃価格なインカムです。
B-COMを愛用していた僕ですが、結論から言うとDT-01でも問題なし。
ほとんど遜色ないレベルで使用できます。
というか、ここまでくるとあとは、デザインとか操作性の追求って感じですね。
なのでこだわりがなければDT-01の方が安くてお得!ってのが僕の結論です。
僕は彼女と友人との3人で使用するので3台購入しました。
ペアユニットはさらにお得ですよ。
デイトナDT-01の外観と付属品
高級そうな箱に入っていますね。
箱代節約して安くしてくれ!なんて言いたいとこですが、
高い物なので安っぽい梱包だとがっかりしちゃいますしね。
バランスが大事よ。
開けると、大事にスポンジのベッドで寝かされた2台のインカム。
テンションあがる瞬間です。
なんとなくならべてみました。
わくわく伝わるでしょ?
スポンジをどかすと説明書。
その下に付属品がたくさんついています。
これが1台分のセット内容です。
・マイク
・スピーカ
・ベースマウント
・充電ケーブル(USB TYPE-C)
・ベースやスピーカの調整パッド
本体単品はこんな感じでスタイリッシュ。
デイトナDT-01の仕様・機能
仕様などをBCOMと比較しながら見ていきましょう。
やっぱBCOMが一番凄そうだけど、自分の用途と合わせて
選んでいきたいですからね。
デイトナDT-01の仕様
・標準価格
1台:24000
2台セット:47000
・充電端子:USB Type-C
・本体寸法:L105mm×W46.5mm×H19.4
・本体重量:52g
・作動温度:-10℃~+50℃
・Bluetooth仕様
バージョン 5.0
送信出力:Class1
対応プロファイル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP
認証:TELEC
PINコード:0000
BCOMとDT-01の仕様比較
BCOMのSB6Xは価格は「34800円」重量は「53g」。
ブルートゥースのバージョンが「4.1」となってます。
DT-01はバージョン「5」であり、バージョン5になると4と比べ
転送速度が2倍。通信範囲が4倍となってます。
つまり、ブルートゥースの仕様、重量ともにDT-01がの方が上ですね。
おまけに価格も安い。
仕様についてはDT-01の勝ち。
デイトナDT-01の機能
お次はDT-01の機能です。
・他社接続:〇
ただし、他社製の場合は1-1のみ。
・バックグランドミュージック:〇
音楽を聴きながらインカムの会話が可能。
・ミュージックシェア機能搭載
・通信可能距離:1000m
・最大4人のグループトーク
切断されても自動復旧。
・最大通話時間:12時間
・防水仕様:IP67相当
・携帯電話2台接続
同時待ち受け可能
受話、終話、ラストナンバーリダイヤル、拒否、キャッチホン切替えが可能。
iPhoneに接続すればSiriの使用も可能。
・Gセンサー搭載
操作ボタンを押さなくても、
デバイスやヘルメットを叩くだけで
電話の受話、終話、音楽の再生、停止などが可能。
ぶっちゃけよくわからん機能で使いにくい。
・スピードダイヤル機能
よく使用する電話番号を登録できる。
インカムで大事な機能をまとめると。
・通信距離は1キロ
・最大接続人数は4人。
・連続通話時間は12時間
・他社接続は可能だが1-1通話のみ
このあたりをBCOMと比較してみましょう。
BCOMとDT-01の機能比較
・最大通話人数
BCOM:4人(他社含む)
DT-01:4人(他社は1-1のみ)
・通信可能距離
BCOM:1400m
DT-01:1000m
・連続通話時間
BCOM:16時間
DT-01:12時間
はい、すべてにおいて完敗です。
このあたりは自身の環境、お財布と相談ですね。
DT-01も通常使用で困ることはないですが、上を目指すなら
BCOMって感じか。
この差に1万円の違いを感じるのかどうかってとこですね。
デイトナDT-01の取り付け方法
では、DT-01をヘルメットに取り付けていきましょう。
まずはスピーカとマイクをベースマウントに接続します。
マイクはフルフェイス用とジェット用がありますので
自分の環境に合わせて選択してください。
マイクを選んだらベースマウントに接続します。
配線は本体からではなく、ベースから「赤2本」「黄色1本」の配線。
黄色がマイク。赤がスピーカとなっています。
接続したら、あとはヘルメット内に配線を這わせて調整。
ベースの取り付け方は2種類あります。
スポンジテープで張り付けか、マウントを挟み込んで固定するか。
僕はいつでも調整できるように、挟み込んで固定しました。
んで、後は本体とベースの端子とツメを合わせて合体。
これで取り付けは完了。
デイトナDT-01使用の注意点
このDT-01は価格も安く、使いやすいのですが、注意点があります。
それはですね。音が小さい。
最初びっくりするくらい小さい。音量上げても小さい。
ふざけてますよね。
んで、なにが原因かっていうと、「ファームウエアのバージョン」です。
バージョンアップによってこの音量は解消されます。
なので使用する前に最新バージョンの「1.36」へ変更してくださいね。
ファームウエアのバージョンアップ方法
・付属のUSBケーブルでインカムとPCを接続。
・デイトナホームページから設定ツールダウンロード
・デイトナホームページから最新バージョンダウンロード
・設定ツールで最新バージョンをインカムへインストール
大まかな手順はこんな感じです。
まずは、デイトナのサイトへ飛びます。
トップページから赤い四角で囲った「ファームウェア&取扱い説明書」をクリック。
そうるすとこんな画面になります。
そしたら一番下までスクロールして「設定ツールをダウンロード」
ダウンロードすると、こんなファイルがダウンロードしたフォルダに
保存されます。
これをクリックして「解凍」。
すると「DT01_ConfigureTool_V2.01.exe」というファイルが
出てくるのでダブルクリック。
「V2.01」の数字の部分はバージョンによって異なりますので数字が違っても
問題なしです。
クリックするとこんな感じの出てくるので「はい」でOK。
すると次はこれは。「OK」でいいよ。
「デスクトップに作成する」にチェックを入れて次へ。
インストールを選択
こんなの出てきたら「YES」とりあえず進めてちょ。
んで、完了するとデスクトップにアイコンできます。
次は最新のファームウェアのダウンロード。
一番上まで戻って、1.36をダウンロードします。
PCとインカムを付属のケーブル(TYPE-C)で接続します。
デスクトップのアイコンをクリック。
PCとインカムを接続した状態で「COMポートを開く」
「ファームウエアのアップグレード」を選んで、
先ほどダウンロードした「1.36」のファームウェアファイルに選択。
そしたら「ファームウェアアップデート開始」を選択。
これで、完了すれば、アップデート完了です。
デイトナDT-01の使い方
では、デイトナDT-01の使い方を説明しよう。
多機能ながらシンプルな操作で利用が可能となってます。
各部のボタンと役割
各ボタン色々な役割がありますが、インカムとして
使う際に必要な部分だけ抜粋します。
電源の入れ方
Vボタン(赤丸)を左にスライドさせたまま、「Aボタン(黄色)」をおします。
すると電源投入のアナウンスが流れます。
この時にバッテリ残量も通知されるので確認しておきましょう。
かなり音量でかいので注意。
音量調整(Vボタン)
Vボタンと呼ばれるこのボタンで音量調整します。
左に短くスライドで小さくなり、右にスライドで大きくなります。
最大OR最少になると「ピーピー」と音が鳴ります。
ペアリング方法
・接続するすべてのDT-01を起動
・メイン1台を除いてペアリングモードにする。
・メインをペアリングモードにする。
・ペアリング完了を待つ
大まかな流れはこんな感じです・
①まずは全台の電源を投入。
②メイン1台以外をペアリングモードにする。
⇒Mボタンを長押し。(LEDが赤/青に交互点滅)
③メインのDT-01をペアリングモードにする。
⇒Aボタン長押し。(青色で高速点滅)
④接続完了のアナウンスを待つ。
これだけでペアリングは完了。
通話を開始する場合はどれか1台のAボタンを押して、
通話の開始を待つだけ。
・通話の終了
⇒通話を終了したい人だけAボタン(赤丸)長押し。
他社インカムとの接続
・DT-01をペアリングモードにする。
⇒Aボタン長押し。(青色で高速点滅)
・他社インカムもペアリングモードにする。
⇒各機器の説明書参照
・接続を待つ
他社との接続も簡単ですが、1-1のみとなりますので
注意してくださいね。
充電方法
充電はUSB-TYPECで可能です。
汎用性も高いのでいいですね。
下のゴムのカバーを開けると接続口があります。
ここから水が入るとやばいのでしっかりカバーは閉めましょう
大体満充電まで2時間くらいです。
赤から緑になれば充電完了です。
DT-01を実際に使ってみて
DT-01を実際にツーリングで使用してみました。
半日ツーリングで2回使用しています。
随時使用感は追記していきますね。
とりあえず現段階での使用感となってます。
ノイズが少ない
一番驚いたのはノイズの少なさです。
インカムを通話の状態で相手がヘルメット被るときは
かなり「ガサガサ、コツコツ」音がしてたんですよ。
でも、DT-01はそれがほとんどなく繋がっているのか不安になるくらい。
これにはびっくりしました。
通話の品質的には8年前のBCOMより、音割れがすくなくクリアな音声。
音量はBCOMの方がきもち大きいかな?ってところです。
稼働時間が長い
稼働時間もさすが新品。
半日使用しても残量は「80%」でした。
見た目もスタイリッシュでかっこいいしね。
補修部品が手に入る/修理が早い
スピーカ、マイクも単品で交換できます。
本体ごと交換しなくていいのが安心ですね。
それと、おしゃれにパネルも交換できます。
僕は赤に使用かな‥。
操作性がイマイチ
Mボタンはやっぱりちょっと押しにくい。
それと、通話切断後、再開時に音量がリセットされる。
また、最大にしなきゃいけない。
これがちょっとめんどい。
取り外しにコツがいる
インカム本体をマウントベースから取り外すのですが、
説明書だとツメを押して、下に引けと書いてあります。
でも、これじゃあ、どうあがいても取れないんです。
そこで、彼女にお願いしたところ「コツ」がわかりました。
ツメを押し下げた状態で、インカム本体を持ち上げながら引く。
これでばっちり外れます。
まとめ
以上、僕がDT-01を使ってみた感想でした。
価格も国産にしては安く、性能も十分です。
グループ通話での音質も問題ありませんが、やはりBCOMの方が
音質は優れています。
中華製や、古いインカムを使ってる人は
ノイズの少なさにぶったまげることでしょう。
また、使いに行くところも敢えて記載しましたが、
本当に敢えて言うならというレベルです。
若干BCOMに通信可能距離とバッテリ稼働時間で劣るものの、
使用に支障が出るレベルではありません。
・通信可能距離
BCOM:1400m
DT-01:1000m
・連続通話時間
BCOM:16時間
DT-01:12時間
この差に1万円の違いを感じるならBCOMですね。
んじゃ、最後に箇条書きで。
DT-01のいいところ
・価格が安い(¥20000)
・ノイズが少なく音質もクリア
・稼働時間も十分
・グループ通話も可能(4人)
・他社インカムも接続可(1-1)
・通信可能距離も長い(1000m)
・ペアリング操作が簡単
DT-01のだめなとこ
・ファームウェアを上げないと音量が小さい。
・取り外しにコツがいる
・音量がリセットされる
・Mボタン押しにくい。
バージョン2.11でさらに音質アップ
DT-01は定期的にバージョンアップがあります。
最近音質改善のバージョンアップがあり、「2.11」を適用。
すると、元から不満のなかった音質がさらにUP。
これは嬉しい調整でした。
このように日々改善がされていくため、これからが楽しみなインカムでもあります。
この辺が、激安品との違いですね。
コメント
おお〜ついにインカム変えたんだね。
ビーコムじゃないのは残念だけど今度はLINEじゃなくて繋がるね👍
やり方さえ解ればおそらく!(^^)!