こんちは!王鈴です。
今回はGS400の型式によるキャブレターの違いについて書いていきます!
キャブはバイクの要ですよね。
これが調子いいか悪いかでずいぶんバイクの状態も変わってきます。
部品交換するにも自分のGSはどのタイプのキャブなのか?
それが解らないと注文もできませんよね。
セッティングも変わってきますのでよく確認して購入しましょう。
GS400のキャブ
GSのキャブレターは「ミクニBS34キャブレター」が使用されています。
まず、GS400には3種類のキャブがあります。
押しキャブが2種類と後期の引きキャブです。
もっと細かくいうと、逆車とかで口径の違いなどもありますが
とりあえず、パーツリストで確認できる3種類のキャブです。
では、僕が把握している範囲でのGS400の型式による違いです。
GS400初期の押しキャブ
チョークレバーに黒いゴムがついてます。
それとフロートチャンバーガスケットの形状が違います。
押しキャブ初期の初期セッティング(GS400)
メインジェット#112.5
パイロットジェット#22.5
パイロットスクリュー:1回転と4分の3戻し
油面調整基準:26.3/26.5
GS400-2/GS400Eのキャブ
チョークレバー鉄レバーです。
また、初期の押しキャブとフロートチャンバーガスケットも形が違います。
ダイヤフラムなどは共通で、パイロットスクリューにOリングが入ります。
押しキャブ中期の初期セッティング(GS400~G400E)
メインジェット#110
パイロットジェット#20
パイロットスクリュー:1回転と4分の3戻し
油面調整基準:26.3/26.5
GS400E2/E3の引きキャブ
チョークレバーが引くタイプです。
形状が違うのですぐわかると思います。
もちろん内部も違うためガスケットなどの内部部品は形状が違います。
また、押しキャブから引きキャブへ変更する場合は
インシュレータとエアクリーナーBOXを後期型の物に交換する必要があります。
引きキャブの初期セッティング(GS400E2,E3)
メインジェット#87.5
パイロットジェット:#42.5
油面調整基準:27.1
BRC ビーアールシー その他キャブレター関連 キャブレターオーバーホールキット GS400
逆車の押しキャブ
押しキャブでもう1種類あることが判明しました。
僕の押しキャブです。フロートチャンバー内は一緒なんですが、
ダイヤフラムの中身とダイヤフラムが違いします。
押しキャブのダイヤフラムの部品番号は【13500-44010】ですが
僕のGSにはGS450系の【13500-44030】がついていました。
違いはジェットニードルの押さえ方が違います。
↑の画像が普通の押しキャブ。赤丸部分ジェットニードルを円盤で抑えています。
煙突みたいなホルダーをサークリップで抑えています。
引きキャブと同じような感じですね。
いや、押しキャブでもこんな違いがあるなんて驚きでした。
キャブをOHする場合は自分のGSにどのキャブがついているか確認が必要ですね。
一番はチョークレバーでの確認が簡単だと思います。
不安な場合はフロートチャンバーもはずしてみるといいですね。
↓がフロートチャンバーね。
まとめ
細かい違いはありますが、大まかにわかけると下記の3種類となります。
初期:押しキャブ(GS400)
中期:押しキャブ(GS400-2~GS400E)
後期:引きキャブ(GS400E2~E3)
一番はチョークレバーの形で見分けるのが簡単ですね。
逆車もあるのでなかなか把握するのが大変ですが、
とりあえず、基本的な3種類の違いは把握しておきましょう。
部品を注文するときは
自分のGSのキャブがどれに該当するのかよく確認してくださいね。
コメント
楽しみにしてます!
これからも書き続けてください!
初米です!めっちゃうれしいです。ありがとうございます。
まだGSが納車待ちなので納車されたら記事UPしますね。
よろしくお願いします。