GS400ポイント調整のやり方を詳しく!ギャップと点火時期の調整!(動画あり)

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こんにちは。王鈴です。

今回はGS400のポイント調整のやり方をくわしーーーく書きます。

タイミングライト、テスターでのポイント調整方法です。

ポイント調整の作業を大きくわけるとこんな感じ。

・ポイントのギャップ調整
・適切な点火時期に調整

これだけです。

youtubeに動画もありますのでよろしく!

点火時期が狂っていると、アイドリングが不安定になったり、

高回転が吹けなかったりと、様々な症状がでますね。

そんなわけで、ポイント点火なんて古いバイクを乗っている人は

「んなこたぁ、わかってんだよ」って人が多いと思います。

また、ポイント調整についてはやり方が人それぞれです。

僕は素人ですし、これが「正」とも限りません。

ですが、一応問題なく動いているし、調整すると調子もよくなります。

なので、あくまで僕のやり方を紹介していこうと思います。

また、バイク屋さんでポイント調整をする際の料金ですが、

これはバイク屋によって違いますので割愛します。

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目次

ポイント調整に必要なもの

■シックネスゲージ
■ドライバ(+、-)
■ペーパー(#800-1000)
■タイミングライトORテスター
■ピンセット
■パーツクリーナー
■エアーダスター

シックネスゲージ

シックネスゲージ。

ギャップ調整の際に使用します。

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電検テスター

タイミングライト

ペーパー(1000番くらい)

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ポイントやすり

耐水ペーパーかこのヤスリでOKです。

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予備のコンタクトブレーカ

【日本電装製】

スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト RH 33172-36210 JP店

【メーカー在庫あり】 スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト LH 31440-36210 JP店

【国産電機】
スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト RH 33140-44110-000 33140-45020 JP店

スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト RH 33140-44110-000 33140-45020
スズキ(Suzuki)

ピンセット

これくらいあればまず、困らないでしょう。

テスターはタイミングライトを持っている場合はいりません。

まずはタイミングライトでの点火時期の調整を紹介します。

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G400のポイント。日本電装と国産電機

GS400のポイントは「日本電装」と「国産電機」の2種類があります。

日本電装のコンタクトブレーカアッシーは安いのですが、

国産電機のは高いです。

必ず、自分のコンタクトブレーカ(ポイント)がどっちなのか確認してください。

また、よくあるのが、ガバナーは国産電機なのに、ポイントが日本電装の物に
なっていたりします。

ここはどちらかに合わせて統一してくださいね。

別に合わせなくても平気らしいんですけど、
なんか気持ち悪いしね。

↓が国産電機

↓が日本電装

ポイント点火時期がずれたときの症状

点火時期が狂うとどんな症状が出るのか?

定期的にやっている人もいれば不具合が出てからやる人もいますね。

僕はオイル交換の時に大体やるんですどけ、忘れるときもあります。

少しくらいずれても問題ないんですけど、やっぱりドンピシャとは
全然変わりまっせ!

  • 始動が悪くなったとき
  • アイドリングが不安定に感じた時。
  • 低速トルクが弱くなってきた時。
  • 吹け上がりに違和感を感じた時。
  • プラグの焼け色が違う
  • 一番は始動が悪くなった時ですね。

    キュッ!ボン!でかかってたエンジンが、
    キュルルっ!ボン!ってなった時ですね。

    あ、ずれてるかもって思います。

    これが一番わかりやすい。

    あと、点火時期がずれているとボコつきがあったりっと
    様々な症状がでます。

    僕は勘違いして、キャブの調整をしちゃいましたが、
    結局ポイント調整で改善されました。

    ポイントを合わせると、低速からしっかりパワーが出てくれるので
    すごく気持ちいいですよ。

    不具合は修理費用が安いところから確認していきましょう。

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    ポイントの接点の確認

    この部品はコンタクトブレーカ(ポイント)と言われる部品です。

    ここの接点があれていないかを確認します。

    ここの接点は平でぴったりと面が合ってないといけません。

    こうゆう細かいところでも差がでますよ。

    もし荒れているようであれば、800番くらいのヤスリを挟んで、
    5回ほどシュッシュしましょう。

    僕は金属の棒ヤスリで面を平行に整えます。

    ポイントの接点が斜めになっているだけでも、

    変わってくるので注意しましょう。

    それが終わったら、適当なペーパーにパーツクリーナーをしみこませて、
    接点を清掃してください。

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    GS400ポイントギャップの調整

    まずは、ポイントのギャップ調整です。

    0.35mmから0.5mの間で合わせます。

    僕は0.30と0.35のゲージを使用して調整していますね。

    官製はがきとか名刺とかでもいいらしいのですが、

    そんなに高い物でもないし、ケチケチせず買いましょう。

    これでやってるとちょっとバイクいじってる感があるので気に入っています。

    まず、カムを右周りに回して接点(ピンクの丸)が一番開くところを探します。

    緑の丸で囲んだところを矢印方向に回転させます。

    ↓が接点が閉じている状態

    ↓が接点が開いている状態


    左右どっちからでもOKです。

    んで、一番開いたところの隙間を0.35mmから0.5mで調整。

    ギャップ調整はポイントについているビスを一本緩めて、動かすとギャップが変わります。

    緩めすぎるとうまくできなきんで、かるーく緩めるくらいで!

    ※緩めるのは画像の赤い丸のビス。左右一本ずつ。


    きちんと調整できたらOKでです。

    また、接点に油分や汚れが残っていると点火不良の原因となりますので、

    適当なペーパーにパーツクリーナーをしみこませて、接点を清掃してください。

    タイミングライトの接続

    こんなん間違えるやついないと思うでしょう?

    実際僕は間違っていましたので解説します。

    コードに接続する、赤色ぽっいところをよーく見ると矢印があります。

    この矢印がプラグ側です。なのでこの矢印がプラグ側にいくようにプラグコードに
    挟みます。

    これで、点火時期の調整準備は完了です。

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    点火時期の調整方法

    まずは十分にエンジンを暖気します。

    暖気が終わってアイドリングを安定させます。

    暖気のタイミングは好きな時でお願いね。

    もう、暖気が終わってタイミングライトを接続してあるって状態で説明しますね。

    左側のベースプレートを動かすと、右も一緒に変わるので
    まず、左側から調整します。

    ベースプレートの大きい方のビスを2本緩めます。

    ピンクの丸で囲んだビスです。

    タイミングライトで照らしながら、ベースプレートを動かして、

    線とFマークが合うように調整します。

    間違って「Tマーク」とかで合わせないようにね。

    よく間違える人がいますが、「Fマーク」合わせです。
    ポイント調整Fマーク合わせ

    上の赤い矢印のとこの線と、

    オレンジの矢印のFマーク左側の線をぴったり合わせます。

    んで、ぴったり合わせたらネジをしめます。

    次は右側です。

    右側のベースプレートは右側のみしか動かないので安心してください。

    こちらもビスを2本緩めて、タイミングライトで照らしながら調整してください。

    ※青丸で囲んだビスです。

    ポイント右側調整
    調整できたらビスをしめて、最後にタイミングライトで再確認してずれがなければ完了!

    進角

    進角位置
    引用元:https://ameblo.jp/garage-grid/entry-10611244716.html
    タイミングライトをあてると見えるそれぞれのラインです。

    ・ライン赤矢印が上死点。
    ・1600回転から進角が始まるのでそれまでは青矢印のライン。
    ・3500回転で進角が終わり黄色矢印のライン。

    以上、人によってやり方の違いはあると思います。

    僕はこのやり方でやっています!

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    テスターを使用したポイント調整

    テスターを使用した点火時期の調整方法になります。

    ギャップの調整までは、手順はかわりません。

    点火時期を見るときのセッティングがやや変わります。

    点火時期調整は左側からというのは同じです。

    テスターセッティング

    GS400のポイントへテスターのクリップを接続
    まずは、写真のようにクリップをポイント側へセット。

    棒の部分を車体へ接続。
    GS400のポイント左側へテスターの接続完了
    これで、車体へのセッティングは完了です。

    必ず左側からね。そこだけ注意。

    右側をセッティングするときは、右側のポイントへ
    クリップを接続してください。
    GS400のポイント右側へテスターを接続した状態

    ポイント調整(テスター)

    まず、イグニッションをONへ。

    この時点でテスターが光っても光らなくてもどっちでも大丈夫。

    セッティングが完了したら19ミリのメガネで右方向へ回します。


    テスターの光が消灯の状態から点灯になるタイミングを確認します。


    この消灯⇒点灯するタイミングを「Fマーク」ドンピシャで合せます。
    ポイント調整Fマーク合わせ

    上の赤い矢印のとこの線と、

    オレンジの矢印のFマーク左側の線をぴったり合わせます。

    ベースプレート左右に動かして、きちんと合わせてくださいね。

    これを左右調整して、テスターでの調整はこれで完了。

    吸い込みセッティングについて

    最後に、よく吸い込みセッティングはどうやるんですかと聞かれるときがあるんですけど、
    聞いた話だと点火時期を片方ずらしたりして調整するようですね。

    こればっかりは自分でやってみて覚えるか詳しい人に聞くしかないでしょう。

    僕はあまり吸い込みセッティングに興味はないのでよくわかりません。

    ただ、ひとつだけ言えるのは調子が良いGSは吸い込みます。

    調子が悪い状態でセッティングしても美しい吸い込みにはなりません。

    まずはマシンを完調にすることを考えてね。


    【日本電装製】
    スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト RH 33172-36210 JP店

    【メーカー在庫あり】 スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト LH 31440-36210 JP店

    【国産電機】
    スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト RH 33140-44110-000 33140-45020 JP店

    スズキ純正 ポイントアッシー コンタクト RH 33140-44110-000 33140-45020
    スズキ(Suzuki)

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