こんにちは。王鈴です。
今回はバイクのセルが回らくて非常に困ったのでそのことを書いていきますね。
すっごく困ったけど、ガレージにクーラーも入って快適だったので、
ゆっくり原因を追究することができました。
結局は俺の凡ミスでアース不良だっただけなんですけどね…。
2日間試行錯誤してすっごく勉強になりました。
GSX250Eザリの症状
セルが無反応。
カチって音もしません。
ライトはつく。ウィンカーも付く。
セル以外の電装は正常。
バッテリで電圧も正常。
なので、押しがけをする。
エンジンは一旦はかかるものの、少し走行すると停止。
その後は押しがけをするもエンジンかからず。
キャブはオーバーホール済みで、キャブに燃料も行ってる。
正直悩みましたね。
キャブも自分でバタフライ外して、フルオーバーホールしたので
実は不安でした。
でも、作業後の走行では良好だったので可能性としては低いかなと。
なので、こんな時ははっきりダメとわかっているとこから
潰していきます。
まずは、セルが回らないと、他に原因があった場合に追究するもの大変なので、
まずはセルが回るようにすることに専念することにしました。
セルが回らなくなる原因
まずは、セルが回らなくなる原因を把握していきましょう。
・バッテリの劣化
・セルモーターの故障
・スターターリレーの故障
・スイッチの不良
・配線の不良(接続/断線など)
・エンジンストップスイッチ
GSX205Eの場合だとこんなとこですかね。
割と新しいバイクだとなんかクラッチ握らないとだめだったりとか
あるかもしれませんが、ザリはそんなことはありません。
配線、各部品がきちんとしていれば作動します。
じゃあ、一個ずつ原因を潰していきます。
バッテリ電圧
まずは、バッテリ電圧をチェック。
基本12V以上出ていれば回るはずですので、電圧をチェック。
これは問題なし。
劣化していた場合は、充電、交換をしましょう。
エンジンストップスイッチ
あまりないと思うけど、これもチェック。
エンジン切る位置になってると反応しないからね。
スターターリレーの故障
だって、リレーがうんともすんとも言わないですから。
リレーは正常なら「カチ」って音くらいはします。
バッテリからのプラスの配線。
セルモーターへの配線。
スイッチBOXからの配線。
マイナスはボディーアース。
となっています。
まぁ簡単なのはリレー交換ですね。
僕のは交換しても無反応。なんやねん。
スイッチの不良
スイッチボックス内での接触不良の可能性もあります。
中の配線を切らないように慎重に。
また、部品もすごく細かいです。
開けるときになくさないようにしてくださいね。
とまぁ、こんな感じでチェックしていきます。
スイッチボックスの確認
スイッチボックスの不良かと思って開けました。
空けると金具がついています。
金具を外すと、基盤とハーネスが。
たよりない感じですが、一応しっかり接続されています。
半田なのかな?
まぁ通電できるのであれば何でもいいですよね。
スターターリレー交換してもだめだったので、
配線を疑いました…。
基盤を外すと、細かい部品が床に落ちていきました…。
何が落ちたのかもわからず、とりあえず配線処理。
リレーとつながる配線は「黄色/緑」だったので
その配線を基盤からぶっち!!
んで、他のハーネスを基盤に半田付するが、反応なし。
もう、迷宮入りですわ。
だから、電気っていや!!
そして、スイッチボックスの補修がいけないのか
落ちた部品が足りないのかわからないので、
ヤフオクで中古のスイッチボックスを購入。
ムダ金だけど、これも勉強です。
送料含めて¥4000…。
自業自得です。
絶対バイク屋の方が安上がり。
でも、経験や知識はかけがえのない物です。
コスパ最高!と言い聞かせました。
そして、スイッチボックス内の状態を確認。
とりあえず、拾った部品と照らし合わせて、取り付けも大丈夫でした。
もう、なおさらわからねえよ。
んで、ヤフオク産のスイッチボックスと交換するが変わらず。
スイッチボックスに原因はないと判断。
スターターリレーの導通確認
電圧問題なし!
スターターリレーを交換しても変化なし!
スイッチボックスも問題なし!
ライト、ホーン、ウィンカーも問題なし。
スタータースイッチとリレーの配線?
だが、配線はもう、わけわからん。
ってわけで導通確認です。
俺やったことないけど、とりあえず光ればOKなんです。
まず、リレーとバッテリコードのプラスのとこに
テスタークリップを接続。
その状態でリレーにテスターを当てます。
すると光ります。
リレー側のスイッチボックスとつながる線にテスター当てます。
光ります。
次はスイッチボックスの部分に当てます。
光ります。
なんでだ!通電してるぞ!
途中の配線か?
てゆうかテストの仕方合ってるのかも疑問…。
んで、何度かやっているうちに、突然テスター光らなくなったんです。
そして、ちょっと強めに押し当てたら光る。
これでやっと原因がわかりました。
ボディーアースの接触不良とアーシングを追加
僕のザリはフレーム塗装がされていて、
うまくアースが取れなかったのと、レギュレーターなどは
別の板にくっついていて、それをフレームと接続しています。
この部分の接触が悪くて、セルが回らなかったんです。
ほんと、セルが回った時は嬉しかったですね。
そして、走行中に停まりそうになるのも、振動で鉄板がずれて、
電力供給がうまくいかないのが原因だったようです。
こんなことってあるのね。
なので、きちんとフレームと接続しましたが、心配なので
エンジン部分と該当の鉄板にアーシングを追加。
これでとりあえず、安心かなってとこです。
単純な凡ミスだったわけですけが、すごく勉強になった
二日間でした。
まとめ
今回、電気系統の確認も含め、半田の経験値も稼ぐことができました。
かなりレベルアップしたんじゃないでしょうか。
以前であれば絶望的な状況でしたが、ゆっくり原因を探ることができたし、
バイクの知識が増えてきたので、一人で解決することができました。
頭を悩ませたおかげで、苦手だった電装もすこーしだけ理解できました。
ほんとにバイクって面白いね。
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