GS400バイクのジェネレーター(ステーターコイル)の交換

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こんにちは。王鈴です。

今回はステーターコイルの交換を行いましたので
交換方法を記録しておきます。

僕のGS400は長いこと発電量不足でした。

ライトをつけると13V弱。

以前はライトをつけなければ14Vほどでていたのですが、
最近は13Vにも満たない状態でした。

それを解決するため、ステーターコイルの交換を実施です!

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ステーターコイルとは

そもそも。ステーターコイルって何やねんって人がいると思います。

ローターコイルとステーターコイルの磁力で電気を作ります。

つまり発電装置です。

そこで発電された電気がレギュレータ、レクチファイアによって
整流、制御され、バイクの電装品に電気を送ります。

おそらく簡単に言うとこんな感じです。

つまりどんなにハーネスなどを交換して電気抵抗を少なくても
発電量が少なければ何の意味もないということだ!

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ステーターコイル交換に必要な物

交換作業に必要な物を記載しておきます。

メーカーから純正が出ますので可能なら純正で。

そして、注文するときは部品番号を調べて
購入してくださいね。

じゃないと高くつきます。

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まずはステーターコイル本体。

こいつは国産電機製と日本電装製があるので注意。

12極が日本電装。

16極が国産電機。

あとは刻印が「ND」など入ってますので、自信がない方は
確認してから注文してくださいね。

ステーターコイル(日本電装)
31401-45011/31401-45010

コイル探したけど、現在は純正でないっぽいですね。
ついこの間まで出たんだけどな…。

楽天/アマゾン/モノタロウは無。
ウェビックにならあるかもですね。(2019/10/2時点)

SUZUKIのことなのでまたつくってくれるでしょう。

下記のリンクはローターとコイル一式です。

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ステーターコイル(国産電機)
31401-45020/31401-45021/31401-45030

スズキ純正 ステーター 31401-45030-000 31401-45020
スズキ(Suzuki)

国産電機製はまだ純正でました。

でも高い。

ガスケット
11483-44000

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スクリュ5本
02112-06358

スクリュ2本
02112-06307

【メーカー在庫あり】 スズキ純正 ナット 02112-06307 35657-16700 JP店

ジェネレーターカーバーのネジです。

ずっと外していない場合固くてなめてしまう場合があるので
一応新品注文しておくことをおすすめします。

スクリュ3本
02112-05303


こっちはステーターコイルをカバーに固定するネジです。

ネジロックがつけられているのでこちらも新品推奨。

その他必要な物

・インパクトドライバー
・ネジロック
・ゴムハンかプラハん
・液状ガスケット

これらを準備して交換作業へ入ります。

ステーターコイルの交換手順

では、ステーターコイルの交換手順を説明します。

そんなに難しく考えず、配線をきちんと覚えておけばスムーズに
交換できますよ。

・両サイドカバーを外す
・バッテリのマイナスを外す
・ステーターコイルの配線を抜く
・シフトペダルを外す
・スプロケカバーを外す
・ジェネレターカバーを外す
・ステーターコイルを交換
・逆の手順で組み付け

大まかな流れはこんな感じです。

まずは、サイドカバーを外して、バッテリのマイナスケーブル
を抜いておきます。

ステーターコイルの配線を抜く

ステーターコイルの配線はスプロケカバーの内側を通って、
エアクリボックスの上の方まで伸びています。

レギュレータレクチファイアと接続されてます。

・二又ギボシの黄色
・青白
・緑白


上記の色の配線を抜いてください。

カバー類を外す

シフトペダルは14ミリのナットで固定されています。

シフトペダルを外したら、スプロケカバーを外してください。

GS400のスプロケカバーを外す

外したら写真のような状態でちょっとよけておけば大丈夫。

クラッチワイヤーは取り付けたままで。

そしたらいよいよジェネレーターカバーを外します。

8か所ネジがあるので、それらを外します。

これがまた固い!なのでインパクトを使用。

ジェネレーターカバーをインパクトドライバーで外す

だが、これだけは取れない!

なぜかって?磁力でくっついて離れないのさ!

なので、ここでゴムハンで軽く叩きながら外していきます。

ゴムハンでジェネレーターカバーを外す

カバーがずれたら、ゆっくりそして力強く手間に引くと見事に取れます。

GS400のジェネレーターカバーが外れた状態

そしたら配線をゆっくり引き抜けば本体との分離は完了。

これが外したステーターコイル。

外したGS400のステーターコイル

なんか銅線の部分が溶けて飴みたい…。

ちなみに新品はこんな感じ。

きめ細かく、色白で美人です。

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古いステーターコイルを外す

まずは古いステーターコイルをジェネレーターカバーから外します。

ここで気を付けてほしいのが、ネジロックが塗布された状態で
固定されていますので、インパクト必須です。
インパクトドライバー

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インパクトを使用して、ナメないように慎重に取り外してください。

取り外すとこんな状態。

ステーターコイルを外したジェネレーターカバー

新品のステーターコイルを取り付ける

新品のステーターコイルの取り付けです。

注意事項

・ネジロックを塗布する
・配線の取回しに気を付ける
・ネジを締め忘れない
・ゴムのとこには液状ガスケット

上記の点に注意して取り付け作業を行います。

まずは、新品ステーターコイルの位置を決めます。

配線の根元が見えている方がカバー側です。

新品ステーターコイルの取り付け

まずは根元の配線。

ここはカバーのこのくぼみに入れます。

きちんとくぼみ入れたらカバーをかぶせて固定。

ステーターコイルの配線固定

次は、配線を外まで這わせます。

ステーターコイルの配線取り回し

写真のように這わせたら固定します。

これで配線の処理は完了。

カバーにステーターコイルを固定します。

3本のネジにネジロックを忘れずに。

中強度で問題ないと思います。

あまり強いと次外す時大変ですからね…。

そしたらこのゴムカバーに液状ガスケットを薄く塗りましょう。

ここは漏れやすいので必ず塗ってください。

また、塗りすぎ注意ね。

ここまできたら後は、車体に取り付けて完了です。

車体への組み付け

・古いガスケットを綺麗の除去して面出し
・新品のガスケットを入れる
・カバーを取り付けネジを締める。

カバーも車体側も切れにガスケットを除去しておきましょう。

オイルストーンでかるーく面出しして、新しいガスケットを装着!!

新品、超気持ちいい!!

後はカバーを取り付け。

配線を這わせたら完了です。

配線はスプロケカバー内のここ。

まずは写真の赤丸の部分に押し込みます。

レギュレータレクチファイアの裏を通したらゴールまで一直線。

ゴールはここね。

これで配線の処理も完了。

後はスプロケバー、シフトペダルを付けて完成です。

オイルを抜いた状態ですので、オイルを入れてからエンジンかけてね。

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まとめ


以上、ステーターコイルの交換でした。

肝心の電圧ですが、あまり変わらなかったです。

でも、非常にエンジンの始動性もよくなってバイクが元気になった
気がします。

バッテリももしかしたら弱っているのかもしれません。

古いステーターコイルはあんな状態だったので効果はあったと思いたい!

作業時間としてはカバーの磨きもしたので3時間くらいかかっちゃいましたが、
そんなに難しい作業ではないので自分でやってみてもいいんじゃないでしょうか。

国産電機と日本電装で部品が違うのでそこだけ気を付けてね!

それと、バイクの電気系は非常に重要ですので
自信のない方は必ずバイク屋でやってくださいね。

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