こんちは!王鈴です。
旧車バイクや絶版バイクがひとつのムーブメントになりつつある今、
それを乗りこなすバイカーたちのファッションも大きな注目を集めています。
そこで今回は、旧車バイクのヴィンテージ感によく似合う、
お洒落な18アイテムを厳選してご紹介!
絶版車フリークに人気の9車種と共に、その活用術をまとめてみました。
厳しい冬はこっちがおすすめ!
■Z400FX乗りにおすすめのファッション
4ストローク直列4気筒の400ccバイクで、
当時は「フェックス」なんて呼ばれておりました。
暴走族マンガによく出てくる車両ですが、
昔は実際に暴走族方面のみなさんに大人気。
カワサキの旧車らしくシンプルながらも武骨感にあふれ、
思わずカスタムしたくなっちゃう魅力の持ち主でもあります。
今のオーナーさんたちはカジュアルな服装で乗ることが多いようなので、
ストリート系ファッションがおすすめです。
●FRUIT OF THE LOOM 12オンス スウェットパーカー
フルーツオブザルームのヘビーウェイト(12オンス)パーカーです。
ジャケットの下にインナーとして着用するのが良し。
厚手のため乗車時の保温性も良好ですし、
●HOUSTON M-51 フィールドカーゴパンツ
旧車をガンガン乗り回したいバイカーにとっては、
■SR乗りにおすすめのファッション
ヤマハのSRです。SRは汎用性が高いのか、
非常に多くのカスタムバイクを目にします。
よく見かけるのはトライアンフやノートンタイプのタンクを使った
カフェレーサー風モデルですが、
こちらはオールドレーサー仕上げが最高です。
ちょっとトガったワイルドなファッションが良く似合うシルエットで、
実際に街で見かけるオールドレーサーは心なしかみんなワルそうです。
ですので、アメカジやアメリカ西海岸のバイカーをモチーフとした
ROLLLER系ファッションなんかもおすすめです。
●WAIPER 米海軍 U.S.NAVY N-1デッキジャケット
防寒性に優れるデッキジャケットです。
オールドレーサーと親和性の高いアメリカンなテイストもあり、
●ジョンソンモータース DEATH RACER Tシャツ
1936年創業のアメリカ有名モーターサイクルショップのTシャツで、
メイドインU.S.A.です。
ヴィンテージ加工済みなので、
買ったその日からいきなり旧車にフィットしてくれるうれしいアイテムです。
■GPZ900R乗りにおすすめのファッション
1984年にカワサキから発売された、
排気量908ccの4ストローク並列4気筒スーパースポーツモデルです。
ヨーロッパと北米向けの製品だったため、
「ニンジャ」なんて日本チックなペットネームがつけられました。
他に類を見ない個性的な造形が、唯一無二の雰囲気を醸し出します。
1986年公開の映画トップガンでトムクルーズが乗っていたことから
世界中の注目を浴び、フライトジャケットとの相性の良さを
再確認したファンも多いのではないでしょうか。
●BUZZ RICKSON’S G-1 フライトジャケット
そのデザインや革の質感からバイカー御用達の一品に。
映画トップガンでトムクルーズが着ていたのもこのモデルです。
https://wear.jp/iga19790522/3252625/
●ALPHA INDUSTRIES エンジニアブーツ
アメリカの老舗ミリタリーブランドとして有名ですが、
近年はカジュアルラインも展開しています。
見た目もカッコイイですし、
アッパー素材が牛革なのにリーズナブルなのでおすすめです。
■メグロ1Kスタミナ乗りにおすすめのファッション
こちらもカワサキ車。
いや、旧車ファンにしてみれば「メグロ」のほうが馴染み良いかも知れません。
元々、1930年代にトライアンフのパーツ製作などを社業としていて、
その後独自車両の製造へ舵を切った目黒製作所。
数少ない戦前の国産バイクメーカーでした。
ところが、業績悪化のため1960年に川崎重工と資本提携。
後に経営破綻で吸収されるも、
カワサキ名義の車体にはメグロのスピリッツが脈々と生き続けておりました。
このモデルは恐らく1960年代前半に発売されたもので、
車種はメグロ1k 500cc。4ストロークの2気筒モデルで通称「スタミナ」です。
今でも旧車フリークから絶大な支持を得ており、
そのレトロな佇まいは乗り手を選ぶと言っても過言ではありません。
それだけに、服装のほうもクラシックで格調高いテイストを
おすすめしたいところです。
●VANSON バックドロップ別注ライダースジャケット
アメカジショップとして有名なバックドロップ別注モデルです。
牛革でかなり質感が高く、
クラシカルなシルエットで色目もGood!街で確実に目立てる一着です。
●REDMOON ウォレットチェーン
バイク乗車時はもちろんのこと、
ストリートでも腰回りのアクセントとして存在感を放ちます。
■GT380乗りにおすすめのファッション
流線型のカウルをまとい、
カフェレーサー風に美しくカスタマイズされたスズキのGT380(サンパチ)です。
1972年発売で2ストローク3気筒エンジン、
しかも当時は350ccが主流だったにも関わらず、
大人の事情で380ccとして市場に投下された異端児。
昔は族車としても人気だったり、一方で仮面ライダー1号が乗っていたりなど、
なにかと話題のバイクでしたが、
発売から45年経った今でも熱烈なファンが多い旧車です。
そのシルエットや走りの特性から、
比較的ラフでカジュアルなファッションが似合う車種と言えるでしょう。
●Lee HI-STANDARD ボアデニムジャケット
リーのボア付きデニムジャケット!
Gジャンとしてのディテールもさることながら、
ボアの採用でバイク乗車時の防寒にも大いに役立ちます。
【送料無料】【Lee】HI-STANDARD ボアデニムジャケット(インディゴブルー) リー
●NERLosso 迷彩ベスト
Gジャンやジャケット類の上から着用出来る迷彩ベストがおすすめ。
夏はTシャツの上から来てもお洒落なので、
オールシーズン使えるありがたいアイテムです。
■CB750乗りにおすすめのファッション
4スト直列4気筒でおなじみのホンダCB750をカフェレーサー風に
カスタムしています。
バリバリにイジっているので、もはや原型をとどめていません。
製造は1992年~2008年まで行われていたので
比較的新しい部類の絶版車ですが、かなり根強い人気を誇っており、
ベーシックなスタイルの持ち主であることから
カスタム例が多いバイクでもあります。
カフェレーサーといえば、似合うのはロッカーズ風ファッション。
ロッカーズというのは、
1950年代後半~60年代にイギリスで流行ったライフスタイルのこと。
ロックやロカビリーに影響を受けているのが語源と言われていますが、
プレスリー感のあるファッションが多いのはそのためでしょう。
雰囲気としては、映画『ストリート・オブ・ファイアー』に登場する
バイカーたちが近いかも知れません。
革のライダースや古き良きアメリカンスタイルなんてのが良く似合います。
●VANSON シングルライダース
こちらのモデルはシングルながらも襟が寝ているタイプ。
しかも、ストリートでイケるお洒落アイテムなため、
街着でも大活躍してくれるでしょう。
リーバイス501ブラック 未洗い
こちらは未洗いタイプのもの。
ノンウォッシュは独特の質感がありますので、
ヴィンテージバイクとの相性がとても良いです。
しばらくは洗わずに履くことをおすすめします。
■GB250クラブマン乗りにおすすめのファッション
車種は1983年~1997年まで製造されていた4ストローク単気筒エンジンの
ホンダGB250クラブマンです。
1980年代のバイクシーンに、1960年代のノスタルジーを持ち込んだ名車です。
こちらは前者と違って、何か所かイジってはいるものの原型をとどめていますね。
マットな基調のカラーリングにセパハンでスタイリッシュに仕上げています。
やはり“カフェレーサー”と“黒”の親和性はハンパじゃありません。
アイテムの組み合わせもモノトーン系でまとめてみるのがよろしいかと。
●Schott シングルライダース
バイク乗りのライダースジャケットといえばVANSONなどが有名ですが、
Schottはそれよりリーズナブルで、
ストリートでのファッションアイテムとしても自然に着こなせます。
●Schott クラシックレーサージャケット
同じSchottのシングルでも、
よりクラシカルでレーサー感を出せるのがこのモデル。
袖に入った2本のラインがバイカー心をくすぐります。
■Z750LTD乗りにおすすめのファッション
カスタムと言えば、こちらのZ750LTDも素敵です。
1980年代にカワサキが販売していた
4ストローク4気筒のアメリカンモデルですが、
だいぶカスタムしているようでアメリカンテイストはやや薄め。
どちらかというと、1970年代~80年代にかけてのカワサキイズムを感じる仕上げ。
ただ、アメリカンの匂いがある以上、いでたちもアメカジ風味がおすすめ。
シューズはスニーカーより断然ブーツでしょうし、
ライトにまとめるよりも、
どこか一か所でもゴツめのアイテムを配したほうがキマると思いますよ。
●ROTHCO ヘビーウェイト フランネルシャツ
ロスコのネルシャツです。元々はアメリカのミリタリーブランドですが、
ファッション性の高いアメカジ風味のデザインが特徴。
厚めのしっかりした生地でライナーがフリースとなっているので、
少し肌寒いぐらいなら充分機能してくれます。
●REDWING ペコスブーツ
今回あえてご紹介したいのはペコスブーツ。
アメリカンなビジュアルのバイクとも相性抜群で、
ベージュのスウェードが履き込むほどに良い味を出してくれます。
■Z1000R乗りにおすすめのファッション
最後はこちらのバイク。
1982~1983年に製造された、『ローソンレプリカ』でおなじみの
カワサキZ1000Rです。
なぜローソンレプリカなんてコンビニ感のある呼び名かと申しますと、
かつてエディ・ローソンというレーサーが
AMAスーパーバイク選手権というロードレース選手権で
チャンピオンになったことを記念して生産されたからなのです。
排気量1000ccの迫力ある車体に、
カワサキのシンボルカラーでもあるライムグリーンとビキニカウル。
そこにKER KERの集合管を配するイキな計らい。
重厚感のあるビッグバイクだけに、
質感の高い革アイテムを合わせたいところです。
Schott 693V LEATHER ZIP FRONT M/C VEST レザーベスト
ハンドクラフトで質感に優れており、
2ミリ厚のため着用時にゴワゴワしないのがありがたい点。
レザーベストは大型バイクとの相性が良いため、
排気量にこだわる人は要チェックのアイテムです。
schott ショット ブーツカット レザーパンツ 604
ブーツ類とのマッチングでボトムスを選ぶなら、
ぜひ抑えておきたいアイテムでしょう。
ブランドによってはシルエットのバリエーションを用意している場合もあるので、
自身のボディラインやブーツとの相性を考慮してチョイスしてみては。
まとめ
さて、旧車バイクや絶版バイクを乗りこなすための
ファッションについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
今や、巷のバイクシーンでひと際存在感を放つヴィンテージ・テイスト。
もし今回ご紹介したアイテムで、
あなたの旧車ライフを充実させるお手伝いが出来たのなら、
私もうれしい限りです
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