こんにちは。王鈴です。
今回はモトブログの始め方を伝授します。
モトブログ歴4年の俺が、
インカム通話の録音までしっかりサポート!
この記事にすべてを詰め込んだのでかなりボリュームがあります。
必要機材、マウント、必要なアクセサリなど
機材を選ぶ際の注意点なども書いています。
しっかり読んで、バイクライフをより楽しい物にしましょう。
実際僕が使用している環境ですので、
ここに書いてある物をそろえれば、不自由なく
モトブログが可能です。
スマホでの撮影はこちら
モトブログで必要なもの
まずはモトブログで必要な物を大まかに。
基本構成を記載しておきます。
これだけあれば基本的な撮影は可能。
あとは求める音や画質などで変わってくると思います。
モトブログを始める上でこれだけは最低条件だと思うものがあります。
「映像」と「音」です。
人気のあるモトブロガーはそれに付随してさまざまな要素がありますが、
いずれも高い水準で満たしています。
まずは「映像」と「音」を先人たちの
水準まで持って行ってやっとスタートラインというわけ。
だから、適当なカメラでやっても全く動画は見てもらえません。
きちんとGopro使用している人だって難儀している状況です。
映像についてはGoproなどを使用すればクリアできますね。
なので問題は「音」です。
マイクの設置箇所によって変わってきますので自分で色々ためしてみましょう。
マイクは高くなくていいけど、
マイクアダプタはしっかりした製品を使ってください。
モトブログに最適なアクションカメラ
もう、4年ほどモトブログを続けていますが、これは断言できる。
それは「Gopro Hero4」
これだけは間違いない。
他のカメラもいいし、ヘルメットマウントを除けば
使い道もある。
でも、モトブログをやる上でヘルメットマウントをする限り、
現状ではHero4を超えるカメラはありません。
ちなみに僕は最新機種である、Hero10も所有しています。
なぜHero4が最適なのか
・軽い/小さい
・必要最低限の機能が詰まってる
なぜ、手振れ補正もついていないHero4が最適なのか。
それは、軽くて小さいんです。
Hero4以降はゴツいマイクアダプタが必要。
これはHero10でメディアモジュラーを付けた状態。
この状態から、さらにマイクアダプタを付けるんです。
とんでもないでしょう?
Hero4は簡易的なアダプタで問題なし。
本体もコンパクト。
128GのSDカードも使える。
確かHero4より古い機種だと使えるSDカードの容量が少ない。
1080/60FPSでの撮影可能。
今では4K、5Kもあるけど、あんなに重くて、ゴツイカメラつけて
運転してたら楽しくない。
モトブログ、まず本人が楽しまなくちゃいけない。
これが絶対なんです。
だから、僕はHero4一択です。
最新機種Hero10の特徴
現在は最新機種はGoproHero10。
HyperSmooth機能も「4.0」
これは限りなくブレをなくし滑らかにしてくれます。
HERO9の3.0でも十分だったようですが、それがさらに進化。
他にも5K 60FPSでの撮影が可能になったりしていますが、
やはり大事なのは手振れ補正のHyperSmooth 4.0。
この手振れ補正はまじですごいし、音もいい。
ヘルメットマウント以外で使うならかなりいいカメラです。
詳細はこちらで。
モトブログの始め方。基本構成の紹介
では、使用するカメラも決まりましたので、
カメラの設定からマイクの接続まで説明していきます。
ここではHERO4でのご案内になりますので、
Hero10の場合は下記記事をご覧ください。
Goproと外部マイクの接続する。
まず、きれいな音質を保つためには外部マイクが必須です。
まぜ、外部マイクが必須かというと風切音ですね。
バイクで風切音は避けられませんが、外部マイクなしじゃ、
とてもじゃないけど、聞ける音は撮れません。
Goproは「3.5ミリジャック」がないので、
マイクアダプタを別途買う必要がでてきます。
ネットで1500円くらいで買えますよ。
純正品がベストなんですが、純正品は売っていてもクソ高い。
僕は一応普通に3年間使えているので問題なし。
Goproにマイクアダプタを差して、アダプタに3.5ミリジャックのピンマイクを接続。
これで、音声と映像はOK。
↓これがマイクアダプタ。左側が本体側。
↓マイクアダプタにピンマイクを接続した状態。
ネイキッドフレームとレンズカバー
※Hero9以降は不要となります。
ネイキッドフレームはスケルトンハウジングだと
外部マイクが接続できないため、
ネイキッドフレームを使用して接続口がむき出しになるようになっています。
これは防水効果がなくなってしまうので雨の日は利用できません。
雨が降ったらあきらめて。
それとレンズカバー。これも必須。ネイキッドフレームなのでレンズむき出しです。
ネイキッドフレームとセットで買えばお得ですよ。
モトブログ用顎(チン)カメラマウント
モトブログやるなら、メインは顎マウント。
僕は参加者の走行動画を顎マウントのまま撮影できるよう
ボールマウントも使用しています。
顎マントセットなんてのがあるのでそれでもいいかもしれませんが、
僕は細かな調整ができるよう自作しています。
顎マウントの作成方法
↓これがベースマウント。ヘルメットにくっつけています。
↓これがアームジョイント。延長マウントとかでもいいのかな?
↓これがボール回転マウント
↓ボールと延長アームをつなげるとこんな感じ
↓ベースマウントにくっつけた状態。わかりやすいように伸ばしています。
↓折り曲げるとこんな感じ。
レンズが大体真ん中に来るようにベースマウントの位置は注意してくださいね。
モトブログの動画保存用SDカードの選び方
ケチって変なの使うと録画データがうまく保存できなかったりします。
決定的瞬間をとらえた映像が保存されていなかったらショック。
そのため、SDカードについてはきちんとした物を使用しましょう。
容量については最低「32GB」を使用したほうがいいと思います。
僕は「64GB」を使用していて、
1080supreviwモード60fpsで4時間20分ほど撮影できます。
HERO4であれば128Gまで認識しますのでそちらを利用してもいいかもしれません。
1080supreviwモード60fpsで8時間以上連続撮影が可能です。
バッテリは入れ替えなければいけませんが、ずっと回しっぱなしにできるので
決定的瞬間を逃しませんよ。
念のため予備で「32GB」も用意してあります。
※HERO3は32GBまでの対応ですので注意してください。
転送速度:カードには「C」の中に数字があります。「UHS-1」など。
これが大きければ大きいほど転送速度が速いです。
予備バッテリは複数必要
Goproのバッテリは大体、45分~1時間くらいで切れます。
そのため、ロングツーリングなどの場合は間違いなくバッテリが足りません。
僕はバッテリに関しては4個持っています。
これなら日帰りツーリングなら足りますが、
一日中録画しっぱなしの状態だともちろん無理です。
なので、シートバッグの中にモバイルバッテリを入れて、バッテリが切れたら、
バッグの中で充電しています。
予備バッテリはたくさんあったほうが安心でしょう。
純正が一番ですが、サードパーティ製でもやっていけるでしょう。
でも、持ちとか考えるとやっぱ純正かな?この辺は財布と相談してください。
それとサードバーティ製は耐久性が低いです。すぐに放電してしまうし。
しばらく使わないで置くと勝手に放電してます。
おまけにバッテリが膨らんで入れにくい、取りにくいって状態です。
中古なら純正品も安く出てますのでおすすめです。
サードパーティの新品よりも中古純正の方が使い勝手がいいですよ。
というわけで断然、純正推しでござる。
社外品はあくまでお試し程度に使うつもりで。
バイクの部品と同じですね。
基本構成はここまでで、普通にモトブログが撮れます。
ただ、これだと排気音が綺麗にとれません。
ボイスレコーダを使用してもいいのですが、それだと編集が非常に面倒。
なので、マイク二つで同時録音できないかと試行錯誤してました。
音声と排気音をマイク2個で録音
僕はGoproにマイクを2個接続しています。
1本は自分の声用にピンマイク。もう一本は排気音用に
PC用のフラットマイクを使用しています。
こうすることで同時録音ができて編集も楽ちんです。
使用したのは、SONY製の「JVC AP-120A」です。
この機器をGoproのマイクアダプタと接続します。
Goproマイクアダプタに接続した状態。
ここにマイク2本を接続します。
下記がマイク2本を接続した状態。
これで両マイクの音声を録音してくれます。
排気音録音側は感度が良すぎると、
声が撮れないためPC用のフラットマイクを使用しています。
排気音が大きい場合は何かカバーに包んで後ろポケットに
フラットマイクを入れるといいと思います。
僕はフラットマイクを後ろポケットに入れて排気音を録音しています。
これで排気音も綺麗に収音することができます!これはなかなかいいと思いますよ。
量販店で探す場合はTV用品の所にあるので間違えないようにしてください。
Goproでバイクのインカム会話を録音する方法
インカム会話を録音する場合ですが、
僕はインカムのスピーカーの片方をヘルメットの口元へ設置しています。
なので、そこにフラットマイクとインカムスピーカを向かい合わせるように仕込めば会話と自分の声が綺麗にとれますよ。
それかSONYの「ECM-TL3」を使用するといいと思います。
これは骨伝導で自分の声がとれます。
また、耳にはめるのでインカムの声は綺麗にとれますが、
自分の声がこもりがち。
SONYの「ECM-TL3」を
片側だけ、自分の口元に持ってきてもいいかもしれませんね。
コンデンサーマイクでインカム会話を録音★おすすめ★
もう一つのインカム会話の録音方法がこれ。
バッファローのコンデンサーマイクを改造して使う方法です。
どっかのブログで見て僕もやってみました。
改造と言っても中から取り出すだけなんで簡単です。
この方法が一番安上がりで、スタイリッシュかも。
まずはスポンジを外してこの状態。
そしたらニッパーか何かで上蓋を取ります。
上蓋を取った状態がこれ。
後は黒いカバーをニッパーではぎとります。
中のコンデンサーを潰さないように注意ね。
カバーを全部とるとこんな感じ。
中からコンデンサーがでてきますので後はインカムのスピーカに仕込むだけ。
これで完了です。
バッファローのコンデンサーマイクは安いですが、買い合わせ対象商品なので
2000円以上の買い物をするとき、複数頼んでおくのが吉です。
線が切れたりした時のために予備が合った方がいいですよ。
まとめ
配線は好きなようにまとめてくださいね。僕はかなり適当です。
これで排気音と声を綺麗にとれるようになると思います。
後ろポケットに入れるマイクについては
カバーなどを付けて音量調整してください。
ボイスレコーダーが一番いいですけど、
この状態でもかなり綺麗に排気音を収音するこができたので
参考になればうれしいです。よろしくお願いします。
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コメント
こんばんは、記事読ませて頂きました。
記事通り、マイクを2つ使い録ってみた所、排気音が大きすぎて自分が喋っている声が聞き取りづらくなってしまいました。
フラットマイクはズボンのポケットではない方が良いのでしょうか?何か改善策があれば教えて頂きたいです。
宜しくお願いします。
こんばんは。排気音が大きい場合はスポンジをかぶせたりジャケットのポケットに変更するといいですよ。