こんにちは。王鈴です。
花粉症がまじできつい!!
せっかくの陽気も台無しです。腸内環境整えないとね…。
ってなわけであんまり走れないので整備です。
僕のGSも納車されて、もうすぐ1年半。
乗りっぱなしじゃいらねえということで本格的なシーズン前に整備!!
今回は二次エアー対策として、インシュレーターなどの交換をしました。
まぁ、インシュレーターの亀裂やひび割れ、ジョイントの歪みなどで
二次エアーを吸って不調になるということがあるわけです。
そうすると燃調が薄くなってアフターファイヤーや
最悪エンジンの焼き付きなども起こるわけです。
二次エアーの確認方法
画像の矢印のとこにパーツクリーナーを吹きつけてアイドリングに変化があるか
確認してください。
変化があればその箇所から二次エアーを吸っています。
交換する部品
インシュレーター、ジョイント、エアクリナーパイプ、
付随するガスケットやOリングを交換します。
上記の写真を2個ずつ交換です。
これらはキャブエンジンとキャブをつないでいる重要な部品になります。
どれだけ大切かわかりますよね?
この途中で空気が入ってしまうのを防ぐために交換です。
ゴム部品ですので、定期的に交換が必要かと思います。
また、表面上は亀裂などがなくても内側がひび割れていたりする場合もあるので、
たまーに見てあげるといいかもしれないですね。
また、インシュレータとエンジンの間にあるジョイントも樹脂性とアルミ製があり、
初期エンジンの樹脂製だと歪みやすいので、
アルミ製に変更をおすすめします。(タカさんより)
ジョイント部は純正廃盤です。
僕はebayで純正品を買いましたが、社外品もでているので問題ないでしょう。
では、部品がそろったら作業に入っていきましょう。
作業手順
作業手順
- サイドカバーを外す
- タンクを外す
- リアフェンダーをずらす
- バッテリ・バッテリケースを外す
- エアクリボックスのネジを外す
- エアクリをずらして、キャブから抜く
- インシュレータからキャブを抜く
- スロットルワイヤーを外す
上記が作業手順となります。
サイドカバーとタンクの外し方
これ悩む人はあまりいないと思いますが、
サイドカバーはプラスのネジ2本で止まってますので外すだけ。
そしてら上方向に外れます。
タンクは12ミリのボルトでフレームに固定されています。
それを外して、タンクのクッションだけなくさないようにしてね。
そしたら、燃料ホースと負圧ホース抜いたらタンクが外れます。
燃料ホースと負圧ホースだけわるようにしておいてね。
そしたらもう一本は燃料ホースなので間違えないでしょう!
リアフェンダーをずらす
フェンダーの2か所のネジを外します。
8ミリのナットが裏側についているので、ナットを抑えて、
表側のプラスネジを左右2か所緩めればOKです。
ネジ、ナット、ワッシャ、スプリングワッシャがありますので
なくさないように注意してくださいね。
そうすることによって、フェンダーがスライドできるようになるので
エアクリボックスの後ろ側に空間が生まれます。
バッテリ・バッテリケースを外す
まずは、バッテリを外していきます。
バッテリケーブルをはず時は必ず「-」側から外してください。
プラスのネジ3本とボルト3本で止まっています。
アースを取っている配線については解りやすいようににマスキングテープなどを
貼っておきましょうね。
配線図で解る人はいいですけど、僕はまるでわからないので気を付けてます。
合計6か所の固定を外すと、バッテリケースが外せます。
ここまできたらもうすぐです。
エアクリーナーボックスのネジを外す
お次はエアクリーナーボックスのネジを外します。
固定されているのは1か所だけでです。
この固定されているエアクリボックスのネジを外せばエアクリボックスを
後ろにずらすことができるので、キャブを外す準備は完了です。
キャブを外す
こちらについては、エアクリ側、インシュレータ側のバンドを緩めて、
後ろに引けばキャブが抜けます。
ここまでやったら、あとはスロットルワイヤー2本を外して完了です。
2本あるのでどちらかにマスキングしてわかるようにしておきましょう。
これで、キャブが車体から外れます。
とても喜ばしい瞬間です。
キャブが外せるようになると自分でできるメンテナンスの幅が広がりますね。
キャブを外した、セクシーなGS400。
タンクを外しただけでもわくわくしてしまう僕ですがから、
この時は本当に嬉しかったですね。シンプルな構造なので慣れれば簡単です。
キャブの取り外しはここまでで完了!
次はインシュレーター交換です。
インシュレーター、エアクリパイプ交換
エアクリのパイプを外していきます。
固定しているクランプを緩めて、引っ張るだけ。
ただ、押し込まれてるだけです。
外したらいれて、クランプを軽く締めて完了。
インシュレーターは10ミリのボルトで固定されていますので
それを緩めるだけです。
強いトルクはかかっていないので簡単に外れます。
4本全部緩めたら、完了です!
取り付け
新品部品を取り付けていきますが、その前に取り付け面の
面だしをします。
この工程を省くと、新品部品にしても結局きちんと密閉されず、
二次エアーを吸う原因になります。
これでやっと取り付け作業に入ります。
取り付ける際はインシュレーターのOリングにシリコグリースを
塗っておくといいですよ。
そしたら、紙ガスケット⇒ジョイント⇒インシュレータをシリンダーに取り付けます。
最後はトルクレンチで「1キロ」かちっと締めていきましょう。
これでインシュレータの取り付けは完了です。
キャブの取り付け
キャブを車体に取り付けていきます。
インシュレーターにはめる前にスロットルワイヤーを
装着していきましょう。
そしたらインシュレーターにキャブをぶっこんでいきます。
この時に注意なんですが、インシュレーター側のバンドを締めこむ時に、
キャブを押し込みながら、キャブが斜めにならないように抑えながらバンドを
固定してくださいね。
そしたら、あとは外した部品たちを取り付けて完了です!
まとめ
もともと、僕の部品たちはそんなに劣化していたわけではないので、
体感的にも違いは感じられませんでした。
スロットルの開け始めのモタつきが多少改善された感じがありますが、
まだ、違和感があります。
原因は特定できたので、そちらについてはまた別に機会に!
早くトキワ商会からキャブ帰ってこないかな…。
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