こんにちは。王鈴です。
今回は、バイクの電圧について書いていきます。
僕のGS400はアイドリングで大体12.3-4V。
4500回転くらいで14Vでています。
ですが、そこに電気の負荷をかけていくと??
ちょっと電圧があがりにくいんですよね。
しっかり5000までは回していませんが、ウィンカーとライトをつけると
13Vくらいしかでません。
本来であればハイビーム点灯状態で、15V近くほしいとこです。
なので、これはちょっと低いですね。
結果としては、アースの追加で改善されました。
電圧降下の原因
・ハーネスの劣化
・バッテリの劣化
・アース不良
・発電不足
・電装部品の劣化
大体こんな感じかなと思います。
細かいこと言うともっとあるんですけど、大まかにこんな感じ。
まぁ、難しいし僕もよくわからんです。
だからとにかく変えられるものは新品にします。
作業をする前に
作業をする前に注意する点や、確認しておくことを記載しておきます。
作業の注意点
必ず、バッテリのアースケーブルをバッテリから外してから作業してください。
バチバチしてどこかショートしてしまうかもしれませんからね。
あとは、接点を汚さないようにゴム手袋しておくことをおすすめします。
作業前の確認
電圧を測定して、15Vを超えるような電圧が表示される場合は
レギュレータが故障している可能性が高いです。
その場合はレギュレータを交換しておきましょう。
レギュレータレクチファイアが一体型に交換しておくことをおすすめします。
特に問題なければそのまま作業に入りましょう。
また、ライトを付けていない状態で、
12Vを切るような極端に電圧が低い場合は
バッテリ自体が劣化している可能性があるため、充電するか交換しましょう。
必要な物
最低限必要な道具になります。
作業によってはこのほかにも必要なものが出てきますが、
最低限これだけは用意しておいた方がいいです。
全部ホームセンターでそろいますよ。
電工ペンチ
初めてやる人は端子もセットの物がお得ですよ。
ギボシ端子
電圧計
電圧計はもっと安いのがホームセンターに売っています。
接点復活剤
じゃ、道具もそろったとこで作業へと入りましょう!
電圧降下対策①ギボシの修正
一本だけギボシが焦げていました。
これが抵抗になっていて、だめなのか?
なんて電気のことなんてわかりませんが、とりあえず交換します。
ちなみに圧着をやるのは15年ぶりくらいです。
ハーネスを買ってきて、練習しました。かなりやりました。
これで自信をつけて、いざ、GS400本体へ施工します。
まじで切っていいのか…。かなり緊張しました。
そして、新しいきれいな端子を装着し、圧着!!
見事一発で成功です。
失敗したら届かなくなったりしますからね。
本当にこわかった。
さて、肝心の電圧は?
アイドリング変化なし。
でも、エンジン回すと発電がすこしよくなった気がします。
3500回転くらいで、14Vでました。
でも、ウィンカー付けるとやっぱだめ。
ウィンカーリレーの交換ですね。
電圧降下対策②ウィンカーリレーの交換
ちなみについていたウィンカーリレーはこんな感じでした。
結構くたびれてますね。よくがんばってくれたと思います。
なのでカプラをぶった切り。
んで、ハーネスに平端子を圧着して、リレーに接続しました。
無事ウィンカーは点灯。
いやーハーネスの加工はちょっと緊張しますね。
ウィンカーリレーを交換しましたが、電力負荷をかけた状態での
電圧は変わりませんでした。
電圧降下対策③ヒューズホルダーの交換
ガラス製でもいいのですが、中が切れていいないので接点が熱で劣化して、
電機の流れが悪くなったりしてあまりいいことないんですよね。
古いの取って、付けるだけ。
ちなみにヒューズホルダーは「30A」用を買って、中のヒューズは「20A」を
入れています。
価格的にも600円くらいです。
ただ、ギボシの圧着は必要なので、電工ペンチかラジペンはあった方がいいですな。
こいつを交換すれば、さらに電気の流れはよくなります。
電圧降下対策④バッテリコードの交換
バッテリの接続されているこの「赤と黒」の2本のコードですね。
この2本を交換します。
一度も交換されていない場合、かなり電気抵抗になっているはずですので
効果あるなしに関わらず、交換することをおすすめします。
一応純正も供給がありますよ。
自分で作成してもいいいですが、自信のない人は純正を買いましょう。
マイナスコードはバッテリとフレームにつながっています。
プラスコードはバッテリとスターターリレーと接続。
プラスコードにはヒューズホルダーも接続されています。
外したら元通り接続するだけです。
これでさらに、電気の流れが良くなったことでしょう。
これで解決!アーシングの追加
アーシングされている部分が塗装されていたり、錆びていたりすると
そこが抵抗になって電圧がさがります。
接点が汚れていれば研磨して、接点復活剤できれいにしておきましょう。
また、アースを固定するネジのゆるみなどにも注意です。
僕はコイルの取り付け部からバッテリーのマイナスまでアースコードを
作成して、アースを追加しています。
コイルの取り付け部。
バッテリ側。
これで電圧が安定するようになりました。
よく、アーシングはおまじないみたいなものなんて言われますが、
旧車なら改善されることがあるんじゃないでしょうか?
電圧を計測しても電圧の上昇がスムーズになりましたし、
最大電圧も上がりました。
明らかに電気の流れがよくなったってことです。
まとめ
それだけ電気の流れを悪くなり、抵抗になります。
なので、なるべく新しいハーネス、ギボシは交換。
カプラーも交換した方がいいですね。
どうしてもお金がない場合は接点復活剤で磨きましょう。
お金はかかりますが、メインハーネス、ステーターコイル、ローターを交換。
電圧が15V超えるようだったり、全然上がらない場合は
レギュレーター、レクチファイアを一体型へ。
これらは高い部品なので、今回は安くて手軽にできる対策だけを書きました。
道具さえそろってれば5000円で余裕でっせ!
ちなみに僕は、メインハーネス、レギュレータは交換済みです。
それでも、ヘッドライトを付けると電圧が上がらないので、
ステーターコイルを交換予定です。
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