こんにちは。王鈴です。
さあて、ツーリングに行こう!
そう思ってGS400を始動するが、どうにも様子がおかしい。
始動性も悪い上、なんだかパンパンする。
え?この前は調子よかったのに…。
一体どうしたんだろうか…。
結局、原因は「ポイント」でした。
が、ここまで辿り着くのに結構時間がかかったので、
トラブルシューティングとして実施した作業を書いておきます。
GS400の不具合
・始動性が悪い
・低回転時のみ片肺
・アフターファイヤー
こんな感じでした。
2000回転以上だと2発燃える。
原因の追究と切り分け
考えられる要因はこんな感じ
・キャブのスロー詰まり
・点火時期のずれ
・コンデンサー
・イグニッションコイル
・ポイントの劣化
というわけで、切り分けを行っていきます。
点火時期の確認
ポイントのギャップと点火時期を確認。
ここはお金がかからないので大体ここから見ます。
定期的に確認してあげるといいですよ。
こちらは問題ありませんでした。
イグニッションコイルの確認
プラグを外した状態で、プラグキャップに接続。
金属部分にプラグの先端を当てて、スタータースイッチを押す。
火花は正常に出る。
うん、これならコイル問題ない。
点火時期〇。コイルも〇。
コンデンサーは変えてからそんなに経過していないのでスルー。
当時物から変えていない場合はまっさきに疑ってね。
キャブレターの確認
ここまでで、点火は問題ないと僕は判断しました。
なので、キャブレターを確認。
低回転時のみ片肺。
始動が悪い。
ということで、左側のキャブのスローの経路を徹底洗浄。
ヒートガンで温めて、汚れを落ちやすくします。
酷い時は茶色の塊がドバっと出てきます。
ヒートガンは整備の必須工具の一つ。
ケミカルはワコーズのエンジンコンディショナー。
これもラスペネに並んで必須。
ついでに、スロージェットも交換。
これでいけるだろう!
と、キャブを取り付けて、始動。
が、症状変わらず。
ちゅうわけで、キャブは問題ないことが解りました。
点火系の確認
まずは、念のためザリで使っているコイルと交換。
症状変わらず。
やはりコイルは問題なし。
コイルの配線を新品で作成しても変わらず。
一応コンデンサーも入れ替えするが変わらず。
う~ん、そうなるとポイントかな…。
ギャップも点火時期も正常であったため、左側のポイントを交換。
再度、ギャップと点火時期を合わせて完了。
これで、始動したところ見事復活。
かなり時間かかったけど無事に復活させることが出来ました。
まとめ
と、こんな感じで1個ずつ原因をつぶしていくと解決します。
どこが悪いかっていきなり的確に当てるのって難しいんです。
すっごい経験豊富な人なら別ですけど。
でも、こうやって経験を積んでいくことでその領域に近づける。
失敗も多いけど、バイクいじりやめらんねぇぜ。
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