GSX250Eイグナイターからポイント点火へ。ザリとゴキ点火の違い。

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こんにちは。王鈴です。

所有しているザリは社外のイグナイターに交換した後も、
5500回転で失火?のような症状がでて、綺麗に回りませんでした。

結果、イグナイターからポイント点火へ変更し解消。

これまでの経緯をつづっていきます。

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GSX250E点火不良の症状

2020の夏ごろでしょうか?

それまでも時々止まってしまうことがありましたが普通に走れる状態でした。

高回転回そうとしたら、急にガス欠だか、失火のような症状が5500-6500の間で発生。

ガバガボして回転が上がらない。

250CCの5500回転とか常用回転域ですからね。

そこを時間かけて抜けると、回るけど、もっさりでかなり気持ち悪い。

しかも、1速、2速は普通に回って、ギアを上げていくと症状がひどくなる。

その後、しばらくしてからエンジン停止を繰り返すようになりイグナイター交換へと至りました。

GSX250Eザリのイグナイター故障?ピックアップ?点火は辛いよ…。
こんにちは。王鈴です。 今回はザリの点火不良です。 ほんと電気系統の故障はわかりにくい…。 みのりのザリはポイント点火ではなく、イグナイターがついてる。 メンテの必要もなく楽なんですけど、故障がいきなりだから嫌い。 ポイントのほうがいいよ。

海外製のリプロ新品イグナイターを装着

海外製リプロイグナイター

火花が飛ばない事象が頻発し、これはもうイグナイター不良だろうということで、交換。

と、行きたいところですが、純正新品は廃盤…。

中古を買う意味は薄い。

そう感じ、ebayでリプロの新品を手配。

ついでに、ガバナーも純正新品に交換。

コイルも新品。

ピックアップも良品。

これだけやればこれで高回転の失火も解消されるだろう。

そう思ってました。

しかし、解消されない。

それ以外はアイドリングも問題なし。

不具合は感じられない。

ということで、キャブを徹底的にやりました。

原因究明のため、キャブを徹底追及


もちろん、キャブレターは全分解し、バタフライのシールも交換。

油面もあわせ、セッティングも幾度となく変えた。

それでも症状は変わらない。

濃くするとひどくなるので、薄くした。

メイン120~110までを試す。

純正は115。

ニードルもクリップ段数変更。

パイロットジェットも2パターン試す。

それでも変わらない。

エアクリ外しても変わらない。

混合気をいくら調整しても変わらないのだ。

そうなると、やはり点火が原因となる。

イグナイターからポイント点火へ


以前から、イグナイターは嫌いだった。

手が出せないからだ。

ポイントであれば適切にメンテすれば半永久的に使える。

だから、いつでもポイント点火へ変更できるよう部品だけは揃えていました。

ポイント点火の変更に必要な物

・コンデンサー
・ポイント一式(国産電機製)
・ガバナー
・メインハーネス
・イグニッションコイル

これらの部品が必要となります。

コイルは純正流用品。

コンデンサーはハイパーコンデンサーか純正流用。

コイルの配線やコンデンサーの取り付けは下記記事を参照してください。

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ガバナーはとにかく中古でもいいからGET。

ポイントはGS用でも大丈夫。

オイルプレッシャー用の配線を追加すれば問題ないです。

メインハーネスはGSX250E(1型)を使用するかハーネスを加工。

僕はヤフオクで購入しました。

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この車種は非常に面倒。

点火が3パターンあります。

GSX250E1型:ポイント点火

GSX250E1型のポイント点火

国産電機製のポイントです。

がバナーはこれ。

GSX250E2型:セミトラ?

GSX250E2型のセミトラ
ピックアップコイルの形状がこんな感じ。


ガバナーはこれ。

変な軸がついていて、1型に流用できそうですが、FマークがR側しか
ありあせんでした。

少しだけ点火時期いじれるようになってます。

ここまでが通称ザリの点火。

GSX250E後期:フルトラ


ザリの2型とピックアップの形状も違います。

GSX250Eゴキの点火
ゴキはガバナーの代わりにこんなのがついてます。

ゴキだけフルトラっていうみたい。

セミトラだか、フルトラだかはよくわからんけど、
どっかのブログでそんな感じに書いてあった。

GSX250Eゴキのイグナイター

そして、ゴキはハーネスもかなり違います。

ゴキはイグナイター、レギュレータ側の差し込みが♀です。

ただ、点火に関わる部品を一式交換すればゴキに初期のポイントを
移植することも可能です。

どちらにしてもハーネスの小加工は必要。

ちなみに僕のザリはエンジンはゴキ。点火はザリ1型のポイント。

だから、ゴキやザリのイグナイターで悩んでいる人は下記の部品を用意すれば
いつでもポイント点火へ換装できます。

・コンデンサー
・ポイント一式(国産電機製)
・ガバナー
・メインハーネス1型用
・イグニッションコイル

これでイグナイターとおさらばできる!最高じゃないですか!

いつ壊れて、どこが悪いのかわからもん付けてるのほんと苦痛。

ちなみに250も400も共通です。

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ポイント点火へ変更してみて


社外のイグナイターからポイント点火変更してみて一番変わったのはレスポンス。

グリッピングしたときの反応が全然違う。

低速からのトルクもかなり変わりました。

そして、ずっと悩んでいた、高回転の失火も解消。

やっぱり点火だったんですねぇ。

もしかすると、元のハーネスが劣化して、イグナイターが本来の性能を
発揮できていなかった可能性もあります。

でもね、もう、嫌なんだよ。

やっぱポイントが落ち着く。

といわうけで、約半年におよぶザリの失火は解消されました。

これにどれだけ時間を費やしたことか…。

一体、何回キャブやったんだろう…

このために、もう一個キャブ買って、OHして、それでもだめだった。

本当に苦労したけど、解決した瞬間すべて俺の糧にになる。

また、素晴らしい体験をさせてくれたバイクに感謝ですね。

あ、でも、もう勘弁して…。

最後に必要なものまとめ

・【コイル】→モノタロウなどで純正流用品
・【コンデンサー】→ハイパーコンデンサー
・【ポイント】→ヤフオク(GS用でも国産電機製なら可)
・【ガバナ】→ヤフオク
・【メインハーネス】→ヤフオク

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