こんにちは。王鈴です。
バイクシーズンも本格的に突入し、GWの真っ最中ですが
僕は今、職場のデスクでキーボードをたたき、このブログを書いています。
GW中はサンデードライバーも多く、県外の人も多数来るので、
事故には気を付けて、楽しんでくださいね。
そして、僕はこのシーズンのためにGS400を絶好調にすべく奮闘していました。
そう、アイドリングが不安定なとこを改善すべく奮闘したのです。
そして、それがほぼ解決されたので、そのことを書いていきたいと思います。
全世界の悩めるGS乗りの数人でもこれによって改善されたら嬉しいです。
アイドリング不安定の原因
僕のGS400がアイドリングが不安定な原因ですが、
おそらく二次エアーだったと思います。
二次エアーとは本来空気を吸いこんではいけない部分から
空気を吸ってしまい、燃調が狂って調子を崩します。
そのため、やたらとアフターファイヤーしたり、
アイドリングが不安定となる現象が発生ます。
二次エアーはキャブのバタフライサイドシールの劣化や
インシュレーターなどのゴム部品の劣化が考えられます。
他にもいろいろ要因はありますが、その辺はこちらの記事で
確認してください。
いや、ここにも詳しく書けよって思うかもしれませんが、
書いたところでそんな長い文章お前ら読まないだろ…。
ガバナースプリングの交換
このスプリングが伸びていると、調子を崩します。
まぁ、馴染みのない言葉なので仕方ないとは思いますが、
youtubeのコメントで卑猥な言葉に言い換えてきた猛者もいました。
「ガバナースプリング」です。
よろしく。
GS400は発売から40年ほど経過しており、部品設定もないので
交換されていないことが多いです。
僕は「タカさん」から特製のスプリングをもらいましたが、
BRCさんが作成してくれているので、そちらに交換してみるのもいいですね。
ただ、逆車で19ミリのタイプは長さが合わないです。
こちらの19ミリタイプは、今僕の方で地元のバネ製作所で交渉中です。
オリジナルを作ってもらえたらメルカリで高く売りに出します。
よろしく。
買ってくれよ。
インシュレターなどのゴム部品の交換
インシュレーターも亀裂があり、ジョイントの部分もアルミ製ではなく
樹脂製であったため、今後の対策も兼ねて一式交換しました。
やはり新品は気持ちがいいですからね。
でも、新品は入れるときキツいですよ。
ぬるっとは入りません。
ぐぐっとゆっくり優しく入れましょうね。
ちなみにインシュレーターは社外品も出ていますが、
品質が今一つなんでそんなに高い部品でもないし、
純正の新品をちゃんと使いましょうね。
まじで二次エアーは厄介ですよ。
ここをきちんと純正部品で交換して絶対的な安心を獲得しましょう。
まじでケチるとこじゃないからな。
純正使えよ。
トキワ商会でのキャブ再生
メインはやはりこれですかね。
トキワ商会でのキャブレター再生です。
僕のGSのキャブは中期のキャブでした。
以前から、初期エンジンなので、初期キャブがいいなと思っていたのですが、
結構な金額かかるので躊躇していました。
だけど、今シーズンは絶好調で走りたい…。
そこで思い腰をあげてキャブ再生へ踏み切りました。
トキワ商会キャブレター再生納期
実際は2か月半かかりました。
催促は2度ほど行いましたが、
錆がひどくメッキの出しなおしているとのことでした。
一応連絡すると優先的にやってくれそうな気配はしましたね。
いや、連絡しなくても着手してたようですけど、
忙しすぎて、泣きそうになってる感じはしました。
だから、きつく言わず、やわらかーく伝えてあげてください。
相手も人間です。
キャブをしっかりやってもらいたいでしょ?
僕の場合、ムカつく客なら、少し適当にしてしまうかもしれません。
だって、人間ってそんなもんじゃない?
トキワ商会キャブレター再生の価格
納期がかかった分、値引きしてくれたみたいで
想定よりもかなり安くなりました。
しかも、安いからといって仕事が雑なわけじゃない。
めっちゃきれいになって帰ってきました。
トキワ商会さん、素晴らしいです。
金額としては「¥22600」で済みました。
かなりぼろかったんですけどね…。
キャブレター再生後の状態
同調は取り直したほうがいいですね。
中身もチェックしましたが、全部ピカピカ。
ダイヤフラムのゴムも張替えしてくれたようで、
かなり柔らかくなっていました。
写真左側の柔らかいダイヤフラムが正常な状態に近いです。
ゴムなので、柔軟性があるほうがいいんです。
時間はかかりますが、本当にいい仕事をしてくれるので
おすすめです。
ただ、連絡とかはあまり来ないので、ある程度こちらから
連絡して、背中を押してあげるといいですね。
キャブレターの同調
これがそろうと、レスポンスもよくなり、アイドリングも落ち着きます。
そして、なによりゲージがそろうとめちゃめちゃ気持ちいい!
あとは、作業やってる感がでますよね。
煮詰めてる感じがすごくいい。
僕はストレート製のバキュームゲージをメルカリで
購入しました。
同調作業のやり方
最初に暖気はしっかりしておいてください。
まずは負圧の取だし口ですが、GS400はシリンダーに小さくついてます。
ここのネジを外して、バキュームゲージについているアダプターを接続します。
接続したら、バキュームゲージのホースを接続。
必ず、バキュームゲージの負圧のネジが完全にしまっていることを確認。
※始動前に必ず確認してくださいね。
そしたら、エンジンを始動します。
エンジンを始動したら
バキュームゲージのネジを緩めます。
ここはゆーっくり緩めてくださいね。
そうすると針が激しく動きます。
針が動き出したら、今度は針の揺れが少なくなるとこまで、
バキュームゲージのネジを締めます。
そしたら、ずれを確認して、キャブ側の調整ネジを左右に回して調整。
左右の負圧が均等になるように調整します。
揃えたら、スロットルを軽く煽って、戻りが左右同じか確認します。
不揃いのようだと、二次エアーを吸っている可能性があります。
その場合はいくら同調をよくしても、調子は良くならないので、
しっかり対策してから実施しましょうね。
まとめ
以上の作業で僕のGS400のアイドリングはかなり安定するようになりました。
まだ、少し煮詰めないといけない状態ですが、
かなり調子のいいGSに仕上がってきていると自負しています。
でも、調子のいいGSがどんな状態なのか解らないことには、
「旧車だからこんもんか…。」ってなっちゃいますよね。
僕もタカさんのGSに乗らなければ今状態で十分満足していたでしょう。
でも、調子のいい、絶好調なGSを知ってしまったんです。
そして、その人の知識を借りて、ここまできました。
で、今回思ったのはバイク屋さんで完璧に仕上げるのは難しい。
すっごく大変で時間のかかる作業だということです。
乗り方、乗っているうちに調子も変わってくるし、
好みのフィーリングも各自違います。
だから、ある程度のとこまでバイク屋さんで仕上げて、
絶好調!最高!ってバイクにしていくならやはり自分自身で
勉強してやっていくしかないんだなと感じました。
お金をいくらでお払えるなら別ですけどね。
きちんとしたバイク屋さんで「95点」まで仕上げてもらって、
残りの5点は気付かないか、妥協するか。
自身で煮詰めるかってとこかなって思います。
確かに自分でイジると壊してしまう可能性もありますが、
本当に楽しいですよ。
場所と時間があれば、自分で整備するとバイクライフが
何倍も充実します。
あとは、やはり仲間ですね。
僕も以前はロンリーウルフ派でしたが、
みんさんのおかげで、仲間ができて、
ガレージがあって、最高に楽しいバイクライフを送っています!
本当にありがとうございます。
じゃ、今回はこの辺で。
またね~!
コメント
サービスマニュアルが逆さまですよ〜
まさかブログで突っ込んでくれる人いるとは!ありがとうございます(^○^)