こんにちは。王鈴です。
今回、僕のGS1000でコンデンサー不良がありましたので
症状などを細かく記載していきます。
点火系は厄介ですから、バイクが不調の方の切り分けの参考に
なれば幸いです。
コンデンサーの役割
役割を知らないと、原因究明も難しいですよね。
キャブの異常でも似たような症状はでますから。
簡単に言うと、ポイントに流れる電力を遮断(吸収)するのが役割です。
僕もあまり詳しくないので簡単に書きますね。
ポイント点火の流れ
イグニッションコイルは一次コイルに電流が流れており、ポイントが開いた瞬間に電力遮断
→二次電圧が発生→それがスパークプラグに流れて点火。
この電流を遮断する役割を果たすのがコンデンサー。
コンデンサーがないと一次電流が遮断されないので、
イグニッションコイルの二次電圧がいつまでたっても発生しません。
ということは、プラグに火が飛ばないんです。
だから、あまりにもエネルギーを吸いすぎるとパンクしますし、
長年使用することで劣化します。
消耗品だと思っておいたほうがいいです。
コンデンサー不良の症状
・アイドリング不安定/止まる
・回転に引っかかりがある
・マフラーからパスパス音がする
・温まるとひどくなる。
・発進が困難になる
今回上記の症状が発生しました。
最初はアクセルを開けたとき、何だかかくかくするなぁ…。
って感じでした。
なんてゆうか段差の上を走ってる感じですね。
そのまま走っていると段々症状が顕著になってくる。
しまいには、アイドリングも不安定になり、
発進時は「ガコガコ」言ってスムーズな発進ができません。
峠に向かう途中で症状が出て、そのまま峠を走り、休憩。
その後、再スタートすると症状が緩和。
エンジンが熱くなると、症状が悪化する。
と言った感じでした。
コンデンサーの交換について
コンデンサーの交換は楽ちんです。
ついているのを外して、取り付けるだけ。
ただ、問題は部品が出るかどうか…。
ちなみにGS1000/400ともに廃盤。
僕は予備を持っていたので純正新品に交換しました。
コンデンサーが手に入らない場合の簡単?な対処は二つ。
両方お金はかかりますが、かなり効果が期待できる対処法となってます。
ウオタニを導入する
みんなの味方ウオタニさんです。
こちらを導入すれば面倒ポイント調整、劣化したイグニッションコイルとも
おさらばできます。
安心、快適にバイクライフを送ることができる事でしょう。
面倒な人は断然ウオタニがお薦めですね。
しかし、普通に値段がね…。
でも、安心を買えると思えばお買い得?
ハイパーコンデンサーを導入する
これは静岡のHSCさんが製作しているコンデンサー。
ハーレーのカスタムパーツとして製作されていますが、
国産旧車のポイント点火車両にも使用可能です。
実際僕も使用して、その効果の高さは体感しています。
半永久的に使用することができ、スパークも強くなる。
これで、半永久的にポイント点火を生かしたまま車両を所有できます。
取り付けには配線の小加工が必要だったりで、物好きな人にはこっちがお薦めかな。
まとめ
本当に、電気系統の故障は面倒です。
実際、今回もコンデンサー交換で復活しなければコイルを交換する予定でした。
または、配線の劣化かもしれないし、ポイントの劣化かもしれない。
電圧の可能性だってあるしね。
原因をあげればキリがないけど、一つずつ潰していけば必ず解決します。
まずは、安いところからやってみる。
これが鉄則ですね(笑)
最後にもう一回症状を書いておきますね。
・アイドリング不安定/止まる
・回転に引っかかりがある
・マフラーからパスパス音がする
・温まるとひどくなる。
・発進が困難になる
どこかの誰かの参考になったら幸いです!
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