GS400純正イグニッションコイルの補修で点火不良を改善!

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こんにちは。王鈴です。

暑い!まだ5月なのに暑い!

こんなに暑いとライダーだけでなく、

バイクにも不具合が出てくる!

何かアイドリングバラつくな…。

やべーちょっとオーバーヒートかな?
バイクの不調に悩む男
とにかく暑いとバイクに優しくない。

油温を見ると100度越え・・・。

なんて時期が近づいてきています。

まぁ熱ダレに関してはこちらを読んでください。

そう、そして熱に弱い部品と言えば?

そうだよ。あれだよ。あれ。

そう、イグニッションコイルだ!

ってなわけで今回はイグニッションコイルについて書いていきます。

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イグニッションコイルとは


ガソリンエンジン車において、エンジンの燃焼室内の混合気
(ガソリンと空気の混ざったもの)を燃焼させる為の
火花を作る為の電気を供給する装置。

つまり、混合気燃やすものです。

ガソリンと空気が混ざりあった混合気が燃焼室に送られて

燃焼室内に送られた混合気はスパークプラグの火花によって燃焼され、

爆発して、パワーを発揮するような感じかな?

なので、イグニッションコイルはプラグコードを通して、

プラグと接続されています。

プラグをスパークさせるには高電圧が必要なため、

イグニッションコイルは高電圧に変換するための装置です。

すなわち、こいつがちゃんと作動していないと、

いくら理想的な空燃比で混合気を送り込んでも、

きちんと燃焼されず、調子が出ないってわけです!!

まぁ、俺もよくわかんねーんだけど、

コイルが悪いと、いい火花が出せないよってことね。

調子の良いバイクは「圧縮」「燃調」「点火」が良好であることが絶対です。

今までの作業で「燃調」の部分は改善されたので、今回は「点火」ですね。

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点火不良の症状

点火不良の症状と言えば、まぁ僕も悩んでるアイドリングが不安定になること。

また、高回転で失火して息継ぎするようになると重症ですね。

とりあえず、正常な火花が出ないので、プラグがくすぶったり、左右で焼け色が
違ったりなどがあります。

ポイントが悪い場合もありますので、まずはポイント調整をしてから確認してくださいね。

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GS400のイグニッションコイル


僕のGS400には社外のBRC製のイグニッションコイルがついてました。

このBRC製のコイルは使えないわけじゃないんですが、

あまり品質が良くないので有名ですよね。

旧車はこういった場合我慢して使っていたりなんてこともあると思います。

僕もそうでした。

でも、タカさんに僕のGSを見てもらったところ、

点火があまり良くないとのことで、イグニッションコイルの交換へと

踏み切ったわけです。

しかし、GS400のイグニッションコイルは純正は廃盤です。

つまり当時物のイグニッションコイルを使います。

でも、そのままでは使えない。

やはり当時物はくたびれていますからね。

当時物純正イグニッションコイルを補修して再利用することにしたんです。

補修しないと使えなくはないけど、いつダメになるか解りませんからね。

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イグニッションコイルの補修

基本的にコイルはそのまま使います。

くたびれたハーネス。

そして、コンデンサーを交換します。

でも、GSのコイルにハーネス、コンデンサーは半田で付けられています。

初めて聞いた時は、こんなんどうやって交換すんだよ!ってのが僕の感想でした。

んで、タカさんのインスタ見てたら、交換後の写真が載ってたんですよ。

これを初めてみたときは感動でしたね。

ダメだ。もう使えない。

と思っていた、当時の純正部品がよみがえる。

ロマンを感じました。

でも、いきなり自分じゃできねえ。

そんなわけでタカさんに作業をお願いしたわけです。

イグニッションコイルを持ってタカさんガレージへ

ガレージにつくとハーネスと部品がすでに用意されていました。

早速作業を始めるタカさん。

それを手伝うオオタさん。

それを撮影する俺。

と言った感じです。

自分のコイルなのに頑張ってくれる二人。

さらには、俺が使うメーターギアを磨くたくちゃん。

それを撮影する俺。

撮影しかしていないのは申し訳ないので途中から作業へ参加。

純正コイルを一度バラバラにして、ハーネスとコンデンサーを

半田で付けて行きます。

慣れた手つきでどんどん作業が進みます。

ハーネスはこんな感じで処理をします。

右と左で、「黒」「白」があります。

あとはオレンジとコンデンサーだけです。

このように黒(白)をコンデンサーと一緒にコイル本体に半田付。

反対側はオレンジ一本をコイル本体に半田付です。

そして、半田での固定が終わったら、グルーガンでカバーをします。
イグニッションコイルのハーネスをグルーガンで固定
ちなみにコンデンサーはSUZUKI純正部品の流用です。
純正流用コンデンサー
たまに国産メーカーの社外品のコンデンサーもありますが、

国産メーカーなのに中華並の品質ですので注意しましょう。

流用品なので、ネジの穴が小さいです。

少し穴を広げる加工が必要です。

それ以外にもちょっとした加工が必要になってきます。

タカさんが作業したのでコイルの補修はあっという間に完成。

作業で使用した物

・半田ごて

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・ハーネス(1.25)くらいかな?

オレンジ/黒/白

エーモン/amon 1175 配線コード シングルコード 黒 1.25sq 5m 電装品取付け時の配線に

・コンデンサー

SUZUKIの純正部品流用です。
使用には小加工が必要です。

・電工ペンチ

・ギボシ

エーモン工業 1163 ギボシ端子セット配線コードの確実な接続に

・グルーガン

車体に取り付け

元々ついていたBRCのコイルを外し、補修した純正コイルを装着。

が、

ここでトラブル。

マフラーから火出まくって「パンパン」言います。

まじで爆音です。

エンジンかかりません。

ガソリンも来てる。火花も出てる。

なぜだ…。

良く考えるとコイルを車体に取り付けたのは僕なんです。

そう、左右逆でした。

タカさん、ごめんなさい。

コイルを左右入れ替えて、エンジンを始動。

すんなり調子よくエンジンが始動しました。

僕って凡ミス男なんですよ。

キャブの同調取った時も負圧取り出し口のビス締め忘れたりとかね…。

燃料コックの負圧ホースつけ忘れたり…。

ブローバイホース差し忘れたり…。

まぁ。例を挙げればキリがないほどなんです。

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イグニッションコイル交換の効果


合わせて、キャブの調整もやってもらったので走行に関しては

違いはわかりません。

ただ、始動性は大幅に良くなりましたね。

「キュル、キュルル、ボン」が

「キュr、ボン」くらに始動性が向上しました。

これは嬉しい交換です。

アイドリングも良くなりました。

少しバラつきがあったのがさらに安定しましたね。

目に見える効果があったので非常に嬉しかったです。

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まとめ

また、今回もタカさんのおかげでGSの調子がよくなりました。

でも、まだ、さらに調子が良くなるそうで、部品が届き次第また作業予定です。

そして、整備について色んな話が聞けてとても勉強になりました。

純正部品の優秀さとかね。

あんな小さい部品でもこんなに変わるのかと…。

ちなみにテスト走行では9000回転までスムーズにエンジンが回りました。

すごくないですか?すっごい吹け上がりが変わりましたね。

9000以上いけそうでしたが、怖くてそれ以上はやめました。

GSにスピードは求めていませんが、結局、調子よくしていく過程で
速くなっちゃいますね。

ほんとに自分ひとりじゃこんな事知れなかったし、仲間っていいもんですね。

また、次回の作業も楽しみです。

今回もありがとうございました。

あ、点火時期の調整も忘れずにね!

後日談

まとめたのに申し訳ないのですが純正コイルの良さを体感できたので
その報告を。

コイル交換後、突然火が飛ばなくなる事象が発生して、

一旦BRCのコイルに戻しました。

んで、タカさんに相談して、コンデンサーの半田の接触不良かもということで

半田をやり直して、再度純正イグニッションコイルを付けました。

今回は、単純にBRC⇒補修純正コイルへの交換でしたので違いが良くわかりました。

まず、火花が強い。アイドリングの鼓動感が安定しているんですよ。

BRC「どどど・・どど・・どど」

純正「どどどどどどどどどどど」

こんな感じで安定して燃焼できているような感じです。

また、始動性も圧倒的に向上します。

そんなわけで改めて、純正コイルを補修して取り付けるのがおすすめです。

※現在は純正流用の新品コイルとハイパーコンデンサー仕様になっております。

興味のある方は下記をご覧ください。

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コメント

  1. 中村賢 より:

    コンデンサの交換をしたいと考えています。コンデンサは何処で購入出来るでしょうか?出来れば教えて頂けたらよろしくお願い致します!

    • 王鈴 王鈴 より:

      コメントありがとうございます!ウェビックやモノタロウで買えますよ^^

  2. 中村賢 より:

    お忙しい中返答ありがとうございます!一度調べてみます。助かります。

  3. sho より:

    同じ症状で困っていたところたどり着きました。  何用のコンデンサーを流用でしょうか?

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